中部商業高等学校でのがん教育授業

🏫 実施概要

行事名: 健康講話「がん教育」
実施日: 令和7年10月22日(水)
実施校: 沖縄県立中部商業高等学校(生涯スポーツ科)
協力:
講師:玉城研太朗 先生(医師)


💬 生徒の学び・感想

(生徒振り返りシートまとめより)

生徒たちの記述からは、がんに対する理解が深まり、
「自分ごととして考える姿勢」が大きく育まれたことが分かりました。


◆ 主な学びのポイント

  • がんは“2人に1人がなる”身近な病気であることを実感
  • 早期発見・早期治療の大切さを再認識
  • 検診を受けること・生活習慣の改善が予防につながると理解
  • 若くてもがんになる可能性があると知り、当事者意識が高まった
  • 患者さんの気持ちや背景は一人ひとり違い、“普段通りに接する”ことが大切
  • がん患者さんへの“寄り添い”とは何かを学び、
    特別扱いではなく自然な関係性を意識できるように
  • がん経験のある家族・身近な人を思い出し、「もっと知りたい」という声
  • 沖縄が長寿県から転落していることへの驚き
  • 食生活・運動などの行動変容意欲が高まった

👩‍🏫 職員の感想

  • 身近なテーマとして、生徒の関心が高かった
  • 医療的な視点と生活に根ざしたメッセージの両立が良い
  • 患者さんとの向き合い方まで扱った点が教育的に有意義
  • 生徒自身の“自分ごと”としての受け止めが見られた
  • 今後も継続した学習の機会をつくりたい、との声あり

📌 まとめ

今回の講話を通して、
生徒のみなさんはがんについて
「正しく知る → 考える → 行動する」
という学びのステップを踏むことができました。

「命の大切さ」や「支え合う心」
「正しい情報に触れること」の重要性など、
人生に長く活きる視点を持ち帰ってくれたように感じます。

中部商業高校のみなさま、
この度は開催にあたり温かいご協力をいただき、
誠にありがとうございました。

NPO法人沖縄がん教育サポートセンターでは、
学校・教育機関と連携し、
継続的ながん教育の推進に努めてまいります。